スタッフブログ
手刻みについての思い
河原です。
星和住研と他の住宅会社との
違いは、今なお自社工場にて
手刻みを行っていることです。
なぜ守っているのか、
その理由をあげると
構造的に強いと自負しているから。
決して、強度計算的な根拠がある
わけではないですが。。。
少数派なのでこれからも、
強度的な根拠が生まれる
可能性はないでしょう。。。
手刻みとは:仕口つまり木と木が組み合わさる
ところが、深く組まれていることと、
長い材料を使い
仕口を少なくすることができる。
構造的強さ、それ以外にも利点が
多くあります。
①構造体をデザインとして見せる事が出来る。
②大工棟梁が腰を据えて、いい仕事が出来る。
③内部工事に木材を使用し 思い通りの
デザインをご提案出来る。
私たちが造る家は
表情を大切にし、木素材にあまり着色せず
木材が持っている美しさを引き出し、
永く飽きのこない、経年変化を楽しめる
『例え:美味しい料理は素材の味で』
そのような家づくりを目指しています。
内部・外部の開口部も用途とともに
お施主様と打ち合わせを行いながら、
プランを作り、その場に合わせて
材料を加工して形にしていきます。
内装材も 押入れや洗面所には
無垢材を多く使用しています。
一枚一枚板を貼ることによって、
湿度調整を行っています。
出来るだけ、既製品に頼らずに、
創造的な仕事を目指しています。
手刻み加工を、今尚こだわるのは、
耐震的な強さを求めるだけではなく
安全で暖かく住み心地の良い設計を行う。
大工棟梁が一本一本墨付を行う。
気持ちを込めて!
木材を木組みの部材に加工して、
骨太な住宅の骨格を造っていきます。
美しい空間とは、大工棟梁をはじめ
左官工事・内装工事・建具工事・設備工事
塗装工事etc 様々な職人達の
ハーモニーが揃った時に
初めて生まれるものだと自負しています。
これからも、素材・手仕事・性能・デザインの
バランスの取れた住宅を造り続けて行きます。